この記事では、ストリーマーとして活躍しているKH / Killin9Hitさんの配信環境、使用機材について調べたものをまとめて共有します。
様々なクリエイターの方やクリエイターを目指す方の機材選びの参考になれば幸いです。
KH / Killin9Hitさんの各種情報
Twitch | Killin9Hit |
Youtube | KH / Killin9Hit |
Killin9Hit |
KH / Killin9HitさんはEスポーツタイトル『PUBG』のプロ選手として活躍した経験を持つストリーマー。韓国出身・韓国在住ながら、日本のチーム「DETONATOR」に所属し、主に日本向けに配信をしていましたが、後に日本に移住。ZETA DIVISIONへの移籍を果たしました。
KH / Killin9Hitさんの使用機材
今回収集できた機材・環境の情報は以下の通りです。順番に解説します。
- キーボード
- マウス
- マウスパッド
- パッドコントローラー
- イヤホン
- アンプ
- メインモニター
- サブモニター
- モニターアーム
- デスク
- マイク
- マイクアーム
- マイクプリアンプ
- マイクプリアンプ(その2)
- オーディオインターフェース
- カメラ
キーボード

右手エリアと左手エリアで分割できるキーボード。このタイプのキーボードがライターやプログラマーによく利用されている印象ですが、ゲーミング用途では珍しい部類でしょう。右側を外してスペースを確保することで、マウスの可動域を広く確保することができます。
マウス

プロ向けに設計されたワイヤレスゲーミングマウスで、Logicoolの上位モデルに位置します。
約80gと軽いこと特徴的ですが、特筆すべきは独自の低遅延ワイヤレス接続「LIGHTSPEED」技術。この無線接続が特に評判高く、有線よりも速いとも言われているほど。また、このモデルはLogicoolのなかでは珍しい左右対称デザインです。
マウスパッド

日本ブランドのマウスパッド。かなりの高価格帯で、滑りやすいのが特徴。サイズはS/M/L/XLとありますが、KHさんはXLサイズを利用しています。
パッドコントローラー
パッドはXboxのものを利用しています。日本で多く使われているであろうPSシリーズのデュアルショック・デュアルセンスとは左アナログスティックと十字キーの位置が異なるので要注意。
イヤホン

ノイズキャンセリングがついたカナル式の有線イヤホンです。FPSタイトルゲーマーから異様に高い評価を受けているイヤホン。もともとゲーム用に販売されているものではないのですが、密閉感と高品質なノイキャンがサウンドプレイをバフしています。
オーディオアンプ

オーディオアンプはゲーム用途向けに販売されている製品。このモデルが特に優れているのが操作パネルの扱いやすさ。大型のダイヤルとタッチパネルに手を伸ばして簡単に設定を変えられます。ゲーム向けのオーディオアンプとしては販売数も多く、信頼の厚い製品です。
ゲーミングモニター

メインのモニターは240Hzのハイエンドモデル。視野角の狭いTN液晶なのであくまでゲーム特化のモニターであることには留意する必要があります。グラフィック制作や映像制作では他のモニターがあったほうが良いでしょう。
サブモニター
サブモニターとして使われているXL2411Tは144Hzのゲーミングモニター。かなり古い機種で、現在は終売となっています。

XL2411Tの後継に当たるのがこのモニター。ゲーミングモニターとしてはエントリークラスの価格帯ですが、トップレベルに多く流通している人気機種で十分安心できるほどの評判を得ています。
モニターアーム
韓国のメーカーCamel社のモニターアーム。日本国内で購入するには価格設定は高めとなっているので、特別なこだわりがなければ他の物を使うことをオススメします。

モニターアームの中でも高く評価されているのがAmazonベーシックのモニターアーム。モニターアームの王様「エルゴトロン」社のOEM品なので、品質はお墨付きです。
デスク
デスクは韓国メーカー「LUNA LAB」の電動昇降式デスクを利用しています。国内の正規取り扱いは執筆時時点ではありません。

国内で電動昇降式デスクを手に入れるのであれば、FLEXI SPOTブランドがコスパ重視の購入なら最も一般的です。
マイク


KHさんが配信で使うマイクはSHURE SM7B。マイクにはザックリ、音を広く拾う「コンデンサマイク」と口元で拾う「ダイナミックマイク」の2種があり、日本の配信者の多くはコンデンサマイクを利用しているのですが、このSM7Bはダイナミックマイクとなっています。
海外ではポッドキャストを中心にかなり人気のあるマイク。ダイナミックマイクは傾向として音質が悪いと言われますが、SM7Bに関しては有名な音楽収録でも利用されることがあるほどに品質も評価されています。(マイケル・ジャクソンのスリラーなど)
SM7B筆者も利用しているのですが、エアコンの音、屋外の車の音などといったノイズがほとんど入らないこと、さらにポッドキャストらしい厚みのある音で収録できることが心地よく気に入っています。
マイクアーム
高価格帯のマイクアームで有名なのは主に2つ。一つはBlueMicrophoneのマイクアームで、もう一つがRODEのコレ。配信者はBlueMicrophoneユーザーが多く、クリエイター(特に音楽系)はRODEユーザーが多い印象を受けます。
5000円未満のアームは多数販売されていますが、キーボード入力でわずかに揺れる机とともに振動してしまうものも多いので、マイクアームは意外とお金をかける価値のある機材です。
マイクプリアンプ

マイク「SM7B」は入力音量が小さいので、マイクプリアンプで音量を上げる必要があります。(ハイパワーなオーディオインターフェースを使っている場合など例外あり)このマイクプリはSM7Bとセットで購入されることが特に多い機種です。
マイクプリアンプ(チャンネルストリップ)
ゲイン・コンプレッサー・イコライザなど多数の機能が入ったマイクプリアンプ。機能の割に安価な部類に入ります。見ての通り多数のノブで直接設定をコントロールできるのは利点です。
オーディオインターフェース
このオーディオインターフェースは家庭向け(デスク上に設置する)オーディオインターフェースの王様のような存在です。コレさえ持っているだけでマウント取り放題です。
配信目的の場合、相当のこだわりがないのであればこれほど高価なものを用意する必要はありません。
ウェブカメラ

logiのウェブカメラの中ではミドルレンジに相当するモデル。FHD対応で映像もそこそこ。オートフォーカスを扱えるのは大きな強みです。
【総括】KHさんの機材をまとめて
KHさんの配信環境は、カメラを除く全ての機材がゴリゴリの一級品で揃えられている状態でした。特にマウスやキーボードはなかなか見かけないモデルで、こだわりを感じられます。
筆者が気になったのはマイクプリアンプを2つ用意している点。両方接続して二重に音量を上げているのか、それともラック側はエフェクトがけ専用なのか運用方法が気になるところ。もしこのあたりに言及しているクリップがあったら教えていただきたいです。
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