この記事ではYoutuber・タレントとして活躍している中田敦彦さんが運営する『中田敦彦のYoutube大学』での環境・機材についてまとめたものを共有します。
様々なクリエイターの方やクリエイターを目指す方の機材選びの参考になれば幸いです。
中田敦彦さんの各種情報
Youtube(メイン) | 中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY |
Youtube(サブ) | 中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS |
Youtube(サブ2) | 中田敦彦の英会話 - NAKATA WORLD |
公式サイト | https://www.nakataatsuhiko.com |
@atsuhiko_nakata |
中田敦彦さんは書籍の要約紹介をメインに活動するシンガポール在住のYoutuber。元々はタレント・芸人としての活動が主だったものの、芸能事務所契約を終えてからメディア露出は極端に減っています。
活動初期のYoutube動画と現在の動画を比較するとたくさんの試行とアップデートを重ねていることが手に取るように分かり、人気の理由は中田さんのトークの才能だけでは無かった事が容易に想像できます。
中田敦彦さんの使用機材
今回収集できた機材・環境情報は以下の通りです。
- PC
- 撮影用カメラ
- 配信用カメラ
- 撮影用ワイヤレスマイク
- 配信用マイク
- グリーンバック
- タブレット端末
- ファンデーション
PC(メイン・サブ)
13インチと16インチのMacbook各一台を「16インチで配信しつつ、13インチでzoomを繋ぐ」といったように並行して使い分けています。
普通であれば1台のMacに外部モニターを繋いでzoomと配信の両方こなすのが一般的なので、なかなか珍しい使い方。
中田さんのスタイルに近い使い方を強いて挙げるとすれば、ゲーム配信者の場合、2台のPCを用意して「1台でゲーム、もう一台にゲーム画面を転送して配信」といった使い方をされている人がいます。この手法はよく2PC配信と呼ばれています。
撮影用カメラ
運動会にお父さんが持っていくような用途を想定している一般的なハンディカムで、中田さんが利用する製品はその中でもミドルレンジなモデル。
ハンディカムを使うならiPhoneのカメラで十分ではないかとよく言われますが、光学手ブレ補正の性能と光学20倍ズームはこの製品のほうが優れます。ちなみにiPhone12の光学ズームは2倍まで。
配信用カメラ
ロジクールが販売する中でもっとも高性能なウェブカメラ。
中田さんの場合、Youtube撮影だけでなくオンラインサロン向けのネット配信もビジネスの中で行っています。zoomやfacebookでの配信のような『きちんとした映像を使いたいがビデオカメラや一眼のような大きな機材を活かせるほどの配信環境ではない』というシーンにマッチした機材。
多くのウェブカメラはHDもしくはFHDの30Hz対応であるのに対して、こちらはFHDの60Hzに対応しています。USB-C規格で接続できるのも大きな特徴。Macシリーズとの相性が抜群です。
撮影用ワイヤレスマイク
完全に業務用のワイヤレスマイク。テレビ番組でタレントさんが腰のベルトにかけている機材はコレです。
一般向けに完売されているピンマイク型のワイヤレスマイクはまだ選択肢が少なく、使う人のこだわりによっては業務用を選択せざるをえないのは事実でしょう。もし中田さんと同じような用途のワイヤレスピンマイクを業務用以外で探しているのであれば、販売実績とある程度の信頼を受けている製品は以下のRODE WIGOのみだろうと思います。
配信用マイク
ウェブ配信用のマイク。Blue MicrophoneはLogicoolの子会社にあたるレコーディングマイクの会社で、本来は数十万円クラスを売りにするハイブランドです。このマイク『Yeti』はそんな高級ブランドが販売する一般向けの安価な配信用途向けコンデンサーマイク。日本では配信やゲーム実況の用途でかなり人気のある製品です。
普通、コンデンサーマイクは「オーディオインターフェース」と呼ばれる機材をPCとマイクの間に挟む必要があるのですが、このマイクはオーディオインターフェース無しに直接PCに接続できるモデルを用意しています。(中田さんが使っているのもこちら)
グリーンバック
Elgatoのグリーンバック。使わない時は簡単に丸めることができます。スクリーンの自立に必要な柱は存在せず、使う時にひっぱりだすと柱も一緒に出てくる仕組み。
決して安くはないですが、予算とサイズが合えばグリーンバックとして最高の選択肢のひとつになるでしょう。
タブレット端末
Kindleで書籍を読んだり勉強する用途で利用されているのがiPad Pro。もはや説明不要のキングオブタブレット。
書籍を読む目的であればより安価なiPad Airで性能は十分。
ファンデーション
Youtube収録時に使っているファンデーション。中田さんの動画内でどのように使っているか詳しく知ることができます。
個人の動画撮影で使う男性のメイクに関する情報は珍しく、貴重な情報を得ることができます。(33:19~)
【総括】中田敦彦さんの機材をまとめて
Youtubeで成功している有名なクリエイターとなればどんな機材でも必要以上なオーバースペックで最高のものを用意する方が多いですが、中田さんの場合はという必要なものを必要なスペックで揃える堅実な印象を受けました。これからの挑戦にも期待しています。
筆者個人としては中田さんの機材を調べて一番勉強になったのはまさかのファンデーション。男性でもメイクをする人がいることはもちろん知っていますが、今回のメイクは「盛ったりオシャレする目的ではなく、動画内で自然に清潔感を見せる」ためのメイク。これは自分の仕事でもアップデートできそう。
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